基本的な4つの結び方・通し方
フォーマルな結び方
靴紐の結び方だけで実は、約34種類もあると言われています。そのどれを選ぶかで、与える印象や履き心地などが変わってきます。ただし、本当に覚えるべき実用的な結び方はそう多くはありません。革靴に関しては、主に「パラレル」「シングル」の2種類。ややカジュアルなもの「オーバーラップ」「アンダーラップ」の2種類。合計4種類をマスターすれば十分だと思います。
パラレルの結び方・通し方
足首から眺めると靴紐が平行に見え、内踝側・外踝側双方からほぼ均等に圧力がかかるので、締まりが良く緩みにくいのが特徴です。見た目にも落ち着いた印象となるので、ドレスシューズ全般に向いていて無難にまとまります。靴紐をどう通そうか迷ったときには、とりあえずこれを試した上でフィット感などの様子を見ていきましょう。
つま先側の2つの紐穴に対して、外側から内側に向かって通します。このとき、左右の靴紐を同じ長さにすると、完成時に左右の紐がバランスよくなります。
左側の靴紐を、反対の靴穴に対して、内側から外側に向かって通します。
右側の靴紐は、反対側の一つ飛ばしたところ紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。
右に通してある靴ひもをもち、同じ列の反対側の紐穴に通します。最初の列の靴紐と平行になります。
先に左側に通した靴紐は、反対側のもっとも離れたところ紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。
残った左側の靴紐をもち、同じ列の反対側の紐穴に通します。最初の列の靴紐から順に平行になります。
最後に、残った紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。これで完成となります。
シングルの結び方・通し方
パラレル同様に足首から眺めると靴紐が平行に見え、靴の表面に紐の厚みが最も出ない通し方です。見た目には非常に美しいものの、圧力が不均等にかかるので緩みやすく、内踝側・外踝側に最終的に出てくる靴紐の長さが揃いにくいのも難点です。内羽根式でフォーマル感の強い靴向けと言えるかもしれません。
つま先側の2つの紐穴に対して、外側から内側に向かって通します。このとき、左側の靴紐を長めにしておくと、完成時に左右の紐がバランスよくなります。
左側の長い靴紐を、反対の靴穴に対して、内側から外側に向かって通します。
右側の短い靴紐は、反対側のもっとも離れたところ紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。
右に通してある靴ひもをもち、同じ列の反対側の紐穴に通します。最初の列の靴紐と平行になります。
ここからは、先ほど通した紐のみを通していきます。反対側の一つ下の紐穴に対して、同様に内側から外側に向かって通します。
続いて、反対側の一つ下の紐穴に対して、同様に内側から外側に向かって通します。
最後に、同様に反対側の一つ下の紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。これで完成となります。
~ フォーマルな結び方のまとめ ~
・革靴のホールド感を高めたいなら
→ "パラレル"
・革靴の品格のある表情を演出するなら
→ "シングル"
ややカジュアルな結び方
オーバーラップの結び方・通し方
足首から眺めると靴紐がハの字状に見え、上から下にそれがかぶさるので、着用時こそ締めにくいものの、その分着用中緩みにくく安定感を得やすいのが特徴です。つま先から足首に向けて鳩目が広がりやすくなるため、甲高の人にも向いています。スニーカーやカントリー系の靴でお馴染みの通し方です。
つま先側の2つの紐穴に対して、外側から内側に向かって通します。このとき、左右の靴紐を同じ長さにすると、完成時に左右の紐がバランスよくなります。
左側の靴紐を、反対の靴穴に対して、外側から内側に向かって通します。
右側の靴紐は、反対側の一つ下の紐穴に対して、外側から内側に向かって通します。
続いて、左側の靴紐は、反対側の一つ下の紐穴に対して、外側から内側に向かって通します。
同じように、右側の靴紐は、反対側の一つ下の紐穴に対して、外側から内側に向かって通します。
続いて、左側の靴紐は、反対側の一つ下の紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。
最後に、残りの紐穴に対して、内側から外側に向かって通すと完成します。
アンダーラップの結び方・通し方
足首から眺めると靴紐がV字状に見え、下から上にそれがすくいあげられるので、着用時に締めやすいのが特徴です。また、レースステイを甲に密着させる力が働くので、自然なフィット感も得られやすいです。ただし、やや緩みやすい傾向もあるため、甲の形状に癖のある方や、ブーツのように鳩目の数が多い靴に向いた通し方です。
つま先側の2つの紐穴に対して、外側から内側に向かって通します。このとき、左右の靴紐を同じ長さにすると、完成時に左右の紐がバランスよくなります。
左側の靴紐を、反対の靴穴に対して、内側から外側に向かって通します。
右側の靴紐は、反対側の一つ下の紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。
続いて、左側の靴紐は、反対側の一つ下の紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。
同じように、右側の靴紐は、反対側の一つ下の紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。
続いて、左側の靴紐は、反対側の一つ下の紐穴に対して、内側から外側に向かって通します。
最後に、残りの紐穴に対して、内側から外側に向かって通すと完成します。
~ ややカジュアルな結び方のまとめ ~
・着用時に締めにくい分、緩みにくいのが
→ "オーバーラップ"
・着用時に緩みやすい分、締めやすいのが
→ "アンダーラップ"
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